どうも~
すえきちです。
本記事の結論を先に言いますと…
モバイルバッテリー(バッテリーを抜いて)があれば 2時間以上の長時間撮影もラクラクこなせる
です。

バッテリーを抜けば熱暴走対策にもなりますし、バッテリーも劣化しないので一石二鳥。
当記事では、ゴープロちゃんに充電しながら撮影する方法と、効果的な熱暴走対策についてくわしく解説します。
モバイルバッテリーでGoProを充電しながら撮影する方法
ゴープロちゃんに充電しながら長時間撮影すると、バッテリーの劣化は避けられません。



おそらく バッテリーの使用回数も減ることでしょう。
そこでオススメしたいのが、本体バッテリーを抜いて、モバイルバッテリーで充電しながら撮影する方法です。
この方法なら 熱暴走対策にもなりますし、バッテリーの劣化も防げます。



熱暴走の大きな原因は、バッテリーが高温になることです。



バッテリーを抜いて撮影するのですから、この方法は当然 熱暴走対策にもなりますね。
サイドカバーをパススルードアに交換する
モバイルバッテリーで、効率よくゴープロちゃんに充電するためには、サイドカバーをパススルードアに交換する必要があります。
パススルードアなら、ドアの小窓を開くだけでUSBポートからの充電が可能です。



パススルードアってめちゃくちゃ便利じゃん!




充電がしやすくなるオススメのアクセサリーを紹介
ここでは 私が実際に使用してみて、良好だったアクセサリー 「Fit Still 保護フィルム+電池カバー+ シリコンケース+レンズカバー+ハンドストラップ」について紹介します。


Fit Still 保護フィルム+電池カバー+ シリコンケース+レンズカバー+ハンドストラップ は、
充電しやすいパススルードアとシリコンケース、落下防止紐、ストラップ クーリングクロス、保護フィルム (各2枚ずつ)が同梱されためちゃくちゃお得なアクセサリーです。
「ここで紹介しているのはパススルードアじゃなかった?」と突っ込まれそうですが…。
もちろん充電しやすいパススルードアも重宝しています。
ただ、気軽にゴープロちゃんをお出かけに持っていけるシリコンケースも、非常に便利であるというのは確かです。
ちなみに私のお気に入りはシリコンケースです。(パススルードアは2番目にお気に入り)







シリコンケースのおかげで、ゴープロちゃんをカバンの中に
「ドーン!」と放り込める環境を手に入れることができました。
それでかかったお金が 1,000円強って安くない?…いいね!
ゴープロちゃんのパススルードアと保護ケースをお探しのかたは、ぜひ参考にしてください。
天気が悪いときはマスキング・テープなどで防水対策を
思いのほか天気が悪いときは例外として…、
曇りや今から雨が降りそうだなというときはパススルードアの防水性では心配なので、
マスキングテープ や 養生テープ などで防水対策を行うようにしましょう。
HERO9 のパススルードアにマスキングテープで防水対策をしてみました。以下をご覧ください。


パススルードアの上面から2枚目のマスキングテープを貼り付けていきます。


仕上げにUSBポートをマスキングテープで固めれば完成です。


側面からみるとこんな感じになります。自分で言うのもなんですが…なかなかいい感じですね。


ゴープロちゃんにマスキングテープや、養生テープなどで防水対策を行う場合、
跡が残らないテープを使用するようにしましょう。



ゴープロちゃんにテープの跡が残ったら悲しいですから。
GoProの長時間撮影の妨げとなる熱暴走対策 「3選」
3つの効果的な熱暴走対策について解説します。
1. モバイルバッテリー
長時間撮影において一番問題なのはゴープロちゃんの熱暴走によるフリーズです。
フリーズするのを引き延ばすために有効なのが、バッテリーを抜き、モバイルバッテリーで充電しながら撮影する方法です。
モバイルバッテリーと扇風機 を併用すると、さらに駆動時間を伸ばせます。
もし、エアーを 当てられる状況なら、ゴープロちゃんにエアーを当てて撮影するようにしましょう。



一見エアーを当てるという、とてもシンプルな方法ではありますが、効果は保証します。
2. ヒートシンク
ヒートシンクは、アマゾンでめっちゃ安く (500円程度) 手に入ります。
ただ、ヒートシンクをゴープロちゃんに付けると、メディアモジュラー や ハウジングケース などが取り付けられなくなります。



これは大きなデメリットですね。
ヒートシンクを付けると、熱暴走からフリーズするまでの駆動時間が、使用環境にもよりますが数十分程度は伸びます。
ヒートシンクの先端に触れると、ヒートシンクが熱くなり、ゴープロちゃんから熱を逃がしていることがわかります。




ヒートシンクが、ちゃんと熱を逃がしているのかどうか確認したいときなどに、試しにヒートシンクを触って確認してみてくだ さい。
ちゃんと役目を果たしているなら、がっつりヒートシンクが熱くなっているはずですから。
以下の記事はヒートシンクを熱暴走対策のためにゴープロちゃんへ取り付けて、駆動時間を実際に調査した記事になります。
≫【動画付き】 ゴープロちゃんの熱暴走によるフリーズを解決する4つの方法
3. エンデューロ・バッテリー
エンデューロ・バッテリーは、-10度という過酷な環境下でこそ、その性能を遺憾なく発揮できるバッテリーのことです。




ゴープロちゃんは元々寒冷地仕様を対象に製造されたアクションカメラなので、 寒冷地でパフォーマンスを発揮することは当然といえば当然のことなのでしょうが…。



ゴープロちゃんは寒冷地仕様だから、日本の暑さと湿度に耐えられずによく熱暴走 しちゃうのかな〜?
とはいえ、甘えは許されません。ここは日本です…。
というわけで熱暴走対策のためにエンデ ユーロ・バッテリーを使用しましょう。
通常バッテリーに比べるとエンデューロ・バッテリ ーの方が駆動時間は長いです。
劇的に長いかどうかでいえばそうでもないですが、 通常バッ テリーよりは数十分程度は長持ちします。
寒ければ寒いほど、通常バッテリーとの駆動時間には差が出ます。



スキーやスノボーなどのウインタースポーツと相性ピッタリ!
以下の記事は、エンデューロ・バッテリーと通常バッテリーの駆動時間にどれくらいの差が あるか試したものになります。
≫GOPROのエンデューロバッテリーと通常バッテリーの撮影時間を徹底比較してみた
GoProのバッテリー充電に推奨される充電器の出力・規格について
ゴープロちゃんのバッテリーパックの充電の適切な規格は「5V 1~2A」です。
(HEROシリーズの機種によって規格は異なります)
上記条件を満たしたモバイルバッテリー及び充電器を使用しないと、ゴープロちゃんの不具合を引き起こす原因になる可能性がありますので、ご注意ください。
ゴープロちゃんの出力・規格について、GoPro公式サイトで調べてみたところ、HERO 4 以前の機種は規格が「5V 1A」で決まっていることが分かりました。
根拠については以下をご覧ください。
HERO4およびそれ以前
引用元:GoPro 公式
充電器の出力: 5V 1A
充電時間 (完全にバッテリーを使い切った状態):約2時間


HERO 5 Sessionや HERO Session、HERO 5 以降の機種については、充電器の出力は「5V 1~2A」と定められています。
スマホの Androidの基本規格は「5V/0.5A」で、急速充電できる充電器の規格は「9V/2A」です。(iPhoneと同じ)
以上からHERO 5 以降の機種については、スマホと同じ急速充電器で充電しても、理論上はゴープロちゃんに対して特に影響がないことが分かりました。
充電器の出力・規格「5V 1~2A」を HERO 5 以降の機種に使用しても問題ないという根拠については、以下をご参照ください。
HERO5 Session、HERO Session、HERO 5 以降(GoPro MAX含む)
引用元:GoPro 公式
充電器の出力: 5V 1~2A
充電時間 (完全にバッテリーを使い切った状態):約1.5~2時間
microSD カードの選び方
ゴープロちゃんはSDカードとの相性が悪いだけで、フリーズなどのさまざまなトラブルが起きてしまうアクションカメラです。
ゴープロちゃんが推奨するサンディスクやエイデータでさえ、たまに当たり外れがありま す。



もはや理解不能…。
私は以前、サンディスクのSDカードを利用していたのですが、ゴープロちゃんの頻繁に起こるフリーズに悩んでいました。
不具合内容はよくあるフリーズです…。以下はそのときの動画になります。
フリーズが起こる度に、バッテリーの抜き差しで対処していましたが、あるとき SD カードをサムスンのEVO PLUS に交換したところ、


フリーズがまったく起きなくなり、今まで起 こっていたトラブルがウソのように解消してしまったのです。
GoPro 公式はサンディスクとエイデータを推奨していますが、どうやら絶対ではないよう です。
だって、サンディスクよりもサムスンの microSDカードの方が調子よくなっちゃうんだもん!


あなたもゴープロちゃんのトラブルがよく起きるときには、ワンチャン、SDカードを入れ 替えたり、交換したりしてトラブルシューティングを行うようにしてみてください。



GoPro 公式から推奨されているサンディスクのSDカードが、実は悪かったというのはよくある話のようですから。
以下の記事では、SDカードに記載されている文字の意味や、スペック・特徴などについて くわしくまとめています。
≫GOPROちゃんのSDカードの撮影時間と最大容量について比較表でまとめて解説


長時間撮影にピッタリなモバイルバッテリーを厳選比較
長時間撮影に相性抜群のモバイルバッテリーを以下で徹底比較してみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
![]() ![]() cheergo モバイルバッテリー 12000mAh | ![]() ![]() PowerCore Essential 20000 | ![]() ![]() PowerCore 10000 | |
---|---|---|---|
バッテリー容量 | 12,000mAh | 20,000mAh | 10,000mAh |
コネクタタイプ | Micro USB USB出力ポート ×2 2台同時充電可能 | USB Type CMicro USB USB出力ポート ×2 2台同時充電可能 | USB Type CUSB出力ポート ×1 | Micro USB
カスタマー評価 | |||
商品重量 | 約200 g | 約343 g | 約180 g |
デザイン | 普通 | 良い | 良い |
価格 | 1,780円 | 4,990円 | 3,490円 |
購入する | 購入する | 購入する |
まとめ
ゴープロちゃんをモバイルバッテリーで充電しながら撮影する場合は、本体のバッテリーの劣化を防ぐため、バッテリーを抜いて給電することをオススメします。


熱暴走の一番の原因は、本体バッテリーが高温になるからです。
本体バッテリーを抜いて撮影するということは、それだけで熱暴走対策になり、長時間撮影に向いています。
扇風機などのエアーをゴープロちゃんに当てて撮影すれば、さらにゴープロちゃんの駆動時間を伸ばせます。
ただ、ゴープロちゃんのバッテリーを抜いた状態で、 急速充電は行わないように注意してください。
バッテリーなしで急速充電をすると、ゴープロちゃんのプロセッサやセンサーに負担がかかり、本体の熱が上がりやすくなってしまいます。
※ 2A 以上 の電流だとゴープロちゃんのプロセッサやセンサーを壊す可能性があります。



バッテリーなしのゴープロちゃんに、急速充電はヤメるようにしましょう。
SDカードは GoPro 公式から推奨されているサンディスクでも、ダメなときはダメです。


そんなときにオススメなのがサムスンのEVO PLUS です。
以下の記事では、サムスンのEVO PLUS のSDカードを交換したことによって、不具合が解消した事例・レビューについて解説しています。
≫GoProの「電源が切れない、満充電にならない、フリーズ」の原因はSDカードだった話


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