ゴープロちゃんのバッテリーはどれぐらい持ちますか?
長時間撮影するときにオススメな設定方法があれば教えてほしい。
このようなお悩みをズバッと解決します。
私は「Enduro(エンデューロ)バッテリー」がいいと思います。
なぜ、私は「エンデューロバッテリー」がいいのか?
以下でくわしく解説します。
- GoPro公式:「2個で4,080円」
- Amazon:4,400円
- ヨドバシカメラ::4,840円
- 楽天市場:5,550円
- ヤマダ電機:5,500円
結 論
ゴープロちゃんの駆動時間を伸ばしたいなら、通常バッテリーから「エンデューロバッテリー」に変えるべき。
以下の検証結果によると、エンデューロバッテリーと通常バッテリーの駆動時間に「1.5倍」以上の差があることがわかります。
エンデューロバッテリーを寒冷地で使用すると「2倍」近くの駆動時間に。
エンデューロバッテリーは、寒いところで使ってこそ本領を発揮します。
Enduro(エンデューロ)・バッテリーとは
エンデューロ・バッテリーは、「1,720mAh リチウムイオンバッテリー」で通常バッテリーと比べ、
「約38%」録画時間を延長して撮影できます。
エンデューロバッテリーは、マイナス10度まで下がる寒冷地でもそのパフォーマンスを十分に発揮できる万能のバッテリーです。
Enduro(エンデューロ)バッテリー と 通常バッテリーの駆動時間を比較
- 気温22度
- 解像度:4K
- フレームレート:24fps
- リニア+水平維持
- HyperSmooth:高
上記状態で「エンデューロバッテリー」と「通常バッテリー」の駆動時間について比較すると、以下のような差が駆動時間にあらわれました。
- 約70分(エンデューロバッテリー)
- 約40分(通常バッテリー)
参考までに以下の画像をご覧ください。
- 気温22度
- 解像度:4K
- フレームレート:24fps
- リニア+水平維持
- HyperSmooth:高
上記の撮影設定で「エンデューロバッテリー」と「通常バッテリー」を比較してみました。
- 通常バッテリー:約40分
- エンデューロバッテリ:約70分
上記の「参考動画」から気温22度の場合、「エンデューロバッテリー」と「通常バッテリー」の駆動時間に1.7倍以上の差が出ました。
駆動時間にこれだけの差が出るとなると、ゴープロちゃんにエンデューロバッテリーを使わない手はないですね。
【徹底調査】GOPROちゃんの通常バッテリーはどれぐらい持つのか?
気になるゴープロちゃんのバッテリーの持ち時間について、HERO10・HERO9・HERO8の公式サイトデータを引用し、以下で比較してまとめてみましたのでぜひ、参考にしてください。
HERO 10の場合
HERO10のバッテリーの持ち時間については、以下のような結果となります。
HERO 10 | |
5.3K、60fps、 HyperSmooth[標準] | 48分 |
5.3K、60fps、z HyperSmooth[高] | 74分 |
4K、120fps、 HyperSmooth[標準] | 40分 |
4K、60fps、 HyperSmooth[高] | 60分 |
4K、60fps、 HyperSmooth[標準] | 72分 |
4K、30fps、 HyperSmooth[高] | 76分 |
2.7K、240fps、 HyperSmooth[標準] | 44分 |
2.7K、120fps、 HyperSmooth[高] | 60分 |
2.7K、60fps、 HyperSmooth[高] | 75分 |
2.7K、60fps、 HyperSmooth[標準] | 73分 |
上記の表から、フレームレート(fps)が高いとバッテリーの駆動時間は短くなり、フレームレートが低いと駆動時間が長くなることがわかります。
- 解像度:4K
- フレームレート:60 fps 以下
- 水平維持:HyperSmooth 「標準または高」
上記設定の場合、バッテリーの駆動時間は「60分」以上をマークします。
長時間撮影が多い人は「解像度 4K以下」、「フレームレート 25fps 以下」の設定で撮影するようにするとバッテリーの駆動時間が伸びていい感じになるのでオススメです。
バッテリーの持ちをよくするためにはフレームレートを低く設定することが大切なんですね。
HERO 9の場合
HERO10とHERO9のバッテリーの持ち時間を比べられるところだけを比較してみました。
HERO10 | HERO9 | |
5.3K、60fps、HyperSmooth [標準] | 48分 | |
5.3K、60fps、HyperSmooth [高] | 74分 | |
4K、120fps、HyperSmooth [標準] | 40分 | |
4K、60fps、HyperSmooth [高] | 60分 | 約70分 |
4K、60fps、HyperSmooth [標準] | 72分 | |
4K、30fps、HyperSmooth [高] | 76分 | |
2.7K、240fps、HyperSmooth [標準] | 44分 | |
2.7K、120fps、HyperSmooth [高] | 60分 | 約80分 |
2.7K、60fps、HyperSmooth [高] | 75分 | 約90分 |
2.7K、60fps、HyperSmooth [標準] | 73分 |
上記から、バッテリーの持ち時間がHERO10よりもHERO9の方が「10分から20分」程度長いことがわかります。
ディスプレイの感度は悪いですがバッテリーの持ちはHERO10よりもHERO9の方が少し優れているようです。(通常バッテリーの場合)
HERO 8の場合
HERO10とHERO9、HERO8のバッテリーの駆動時間について比較しました。
HERO10 | HERO9 | HERO8 | |
5.3K、60fps、HyperSmooth [標準] | 48分 | ||
5.3K、60fps、HyperSmooth [高] | 74分 | ||
4K、120fps、HyperSmooth [標準] | 40分 | ||
4K、60fps、HyperSmooth [高] | 60分 | 約70分 | 約47分 |
4K、60fps、HyperSmooth [標準] | 72分 | ||
4K、30fps、HyperSmooth [高] | 76分 | ||
2.7K、240fps、HyperSmooth [標準] | 44分 | ||
2.7K、120fps、HyperSmooth [高] | 60分 | 約80分 | 約45分 |
2.7K、60fps、HyperSmooth [高] | 75分 | 約90分 | 約70分 |
2.7K、60fps、HyperSmooth [標準] | 73分 |
上記から、HERO8のバッテリーは1,220mAhなので、HERO9・HERO10のバッテリー(1,720mAh)とは駆動時間に「20分から30分程度」の差があることがわかります。
HERO8とHERO9・HERO10とはバッテリー容量に「1.5倍」近くの差があるので、これは仕方ないことですよ~。
以下の記事では「2022年9月14日」に発売したばかりのHERO11についてくわしく解説しています。
≫GoPro HERO11をレビュー!2022年の最新モデルの特徴とスペックを紹介
GOPROちゃんで長時間撮影するときには「モバイルバッテリー」を活用しよう
タイムワープ・ナイトラプスなど、長時間撮影を行うときにオススメなのがモバイルバッテリーです。ゴープロちゃんのバッテリー持ちは「40分から1時間」程度なので、それ以上の録画時間を行うのであれば、モバイルバッテリーで充電しながら撮影するとよいでしょう。
星4.5 以上のオススメのモバイルバッテリー「4選」
- Anker PowerCore 10000 (10000mAh モバイルバッテリー)
価格:3,490円 - モバイルバッテリー JUNNUP 10000mAh
価格:2,999円 - モバイルバッテリー 軽量 小型 13800mAh ブランド: TMMDH
価格:8,074円 - ELECJET PowerPie モバイルバッテリー 20000mAh
価格:6,980円
GOPROちゃんのよくあるバッテリー問題の解決方法について
ここでは、ゴープロちゃんのバッテリーにまつわる問題の解決方法について解説します。
1.長時間撮影できない、電池がすぐなくなる
ゴープロちゃんの電池がすぐなくなって、長時間撮影ができない人にピッタリな方法については以下を参考にしてください。
- 解像度1080p
- フレームレート「30fps」以下
- 「パスループドア」と「モバイルバッテリー」併用する
- エンデューロ・バッテリーと交換する
(↑公式サイトなら1個 2,500円、2個セットで4,080円で購入できます)
ほとんどの場合、上記のやり方で問題解決できます。もし、問題解決できないのであれば、ゴープロちゃんのサポートハブに相談してみましょう。
≫GoPro・サポートに問い合わせてもつながらない!実際に連絡して解決策について聞いてみた
2.GoPro の電源が入らない
- 外部電源とSDカードを取り外します
- バッテリーの抜き差しを行ってみてください
- モードボタンを押してカメラの動作確認をしてください(カメラのディスプレイの反応、LEDの点灯状況などを確認)
- 電源が入らない場合、リセットを行うためにモードボタンを「8秒から10秒程度」長押ししてください。リセットしてから「5秒以上」たってから再度「モードボタン」を押して動作確認をします
- それでも電源が入らない場合、バッテリーを外してください
- USB Type-C ケーブルでゴープロちゃんを充電します(LEDの点灯を確認)
- 5秒後、ゴープロちゃんを起動し、ためし撮りと動作確認をしてください
上記手順でも電源が入らない場合はGoProのサポートハブに問い合わせてみてください。サポートハブへのお問い合わせについては以下の記事でくわしく解説しています。
≫GoPro・サポートに問い合わせてもつながらない!実際に連絡して解決策について聞いてみた
3.パスループドアは「防水」ではありません
ゴープロちゃんのパスループドアを使うと、「充電ポート用の小窓」から充電ケーブルを通し、充電することが可能です。
ただし、パスループドアの防水性能は低いので水に濡らさないようにしてください。
Enduro(エンデューロ)バッテリーと通常バッテリーを冷えている状態にすると「2倍」の差が出る
エンデューロバッテリーは、寒冷地でこそパフォーマンスを最大限に発揮するという商品説明どおり、ゴープロちゃんとバッテリーを冷凍庫で冷やしてから駆動時間をチェックしてみると驚きの結果が出ました!
簡単に以下で解説します。
上記をご覧ください。
カメラとエンデューロ・バッテリーを冷凍庫でキンキンに冷やしてから使うと、ゴープロちゃんの駆動時間がめちゃくちゃアップしました。
バッテリーが冷えている状態だと、駆動時間に「2倍」近くの差がありました。
寒い状態だとここまでの差がでるんですね。
- 98分(エンデューロバッテリー)
- 52分(通常バッテリー)
公式サイトなら Amazonよりも 2,000円程度 安く買えますが、GoPro本体とのセット買いでなければ、バッテリーは購入できませんのでご注意ください。
口コミ・評判(エンデューロバッテリーについて)
エンデューロバッテリーを実際につかってみての「体験談・レビュー」について以下にまとめました。
マイナス15度くらいの環境で12分間連続撮影できました(自分で撮影ストップしました)。標準バッテリーではすぐ気絶したので驚きの安定性を感じてます。たぶんですが、連続運転の方が安定するかもです。バッテリー類はすべて身体近くに管理してます。持ちがレベチです😊
— 髙倉屋|アメリカ (@hiker_takakura) January 26, 2022
GoPro エンデューロ バッテリー
Gopro 純正のバッテリーが欲しい
— しお@肋骨骨折中 (@usushiob) June 30, 2022
エンデューロとか言うやつ欲しい
公式でサブスクで2560円なのに国内代理店とかだと5500円
公式で買うかー(買えない) pic.twitter.com/MEirVni1yG
#GoPro
— アクティビティキャンパーa24 / 外遊び×キャンプ (@activity_camper) August 30, 2022
エンデューロにしてみた。
これで雪中冒険キャンプの時も安心かな?
何故だか寒くなくてもノーマルより性能がいいみたい。
期待大。
肝心のGoPro9 はまだ届かず。#GoProのある生活#エンデューロバッテリー#GoProhero9 pic.twitter.com/Td7maazyhQ
まとめ
エンデューロバッテリーは通常バッテリーよりも約38%容量がアップしています。バッテリーの駆動時間は
- 通常バッテリー:約40分
- エンデューロバッテリ:約70分
上記のような駆動時間の差になります。
寒冷地で利用した場合は
- 98分(エンデューロバッテリー)
- 52分(通常バッテリー)
ほぼ「2倍」の駆動時間の差となります。
バッテリーの駆動時間にこれだけの違いがあるとエンデューロバッテリーがめちゃくちゃ欲しくなりますね。
ちなみに「HERO11」にはエンデューロバッテリーが標準装備となってます。
- GoPro公式:「2個」で4,080円
- Amazon:4,400円
- ヨドバシカメラ::4,840円
- 楽天市場:5,550円
- ヤマダ電機:5,500円
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