MENU
すえきち
これまでたくさんのお出かけ・キャンプをしてきたのに、いい写真や動画を残せていないという後悔から、3年前にゴープロでアクションカメラデビューを果たす。
愛娘たち(7歳、5歳)の成長記録をゴープロで撮影したり、様々なイベントを撮影したりして、大切な家族の思い出づくりに日々没頭しています。
\サブスクの特典についてはこちらで解説中/

GoProを悪天候時に保護する方法と冷却テクニックで熱暴走を防ぐやり方を紹介

  • URLをコピーしました!

まず結論として、

長時間の撮影にはバッテリーを外し、モバイルバッテリーで充電しながら撮影する方法が効果的

その際、パススルードアを利用するとサイドドアをいちいち開けなくても給電できるので便利です。

GoProは高画質での撮影や、連続使用が可能である反面、発熱に弱いです。

主な発熱の原因は、GoPro本体のバッテリーによるものが要因となります。

本記事ではそんなGoProの過熱を抑止する方法と、天候不良時、GoProを保護する方法についてご紹介します。

目次

悪天候でもGoProを安全に使う方法

左側からGoPro HERO 9、HERO 10、HERO 11

アウトドアやスポーツシーンでの撮影に欠かせないGoProの強化方法として、ここでは養生テープでの補強や熱暴走対策について紹介します。

養生テープを使って防水性を上げよう

HERO 9にマスキングテープで養生してみたところ

悪天候時には雨や雪、強風などがGoProに影響を与えることがあります。

養生テープを使って補強することで、これらの影響を最小限に抑えることができます。

養生テープは、強力な粘着力がありながら、剥がす際にも痕跡が残りにくいので、GoPro本体を傷つけることなく使用できます。

カメラの隙間に水が入らないよう、養生テープでシーリングし、風による振動を抑えるため本体を固定することをオススメします。

シーン別の熱暴走対策

アクションカメラは多様なシーンで大活躍しますが、熱暴走対策は撮影シーンによって異なることがあります。

ここでは釣りでの長時間撮影や、車載撮影における熱暴走対策に焦点を当てて解説します。

放熱対策にメタルケース

Ulanzi の公式サイト
引用元:Ulanzi のメタルケース

GoProを金属ケースで覆うことで、落下時のダメージを軽減し、排熱効率も向上します。Ulanzi G9-14にはコールドシューと、底面のネジ穴が追加されており、以前のものよりも使い勝手が向上しました。

Ulanzi G9-14 Metal Cage GoPro 9/10/11
引用元:Ulanzi G9-14 Metal Cage GoPro 9/10/11

ただケース自体は 126gとやや重く、GoPro(160g)と組み合わせると軽量のコンパクトデジタルカメラ並みの重さになっています。

金属ケースは、GoProの重さよりも駆動時間を伸ばしたい方におすすめです。

すえきち

日本ではまだあまり一般的ではありませんが、海外のYouTuberの中には「熱暴走対策」としてメタルケースを使用している方が多くいます


熱停止までの時間を伸ばせる 便利なケージ「Ulanzi G9 14 」を紹介! GoPro 9、10、11で使えます!


釣りでの長時間撮影時

釣りで長時間撮影する際、カメラが熱を持つことがあります。対策として以下の方法が効果的です。

  • 風通しの良い場所にカメラを設置し、自然の風で冷却する
  • 必要なときだけ、時間を遡り撮影ができる「ハインドサイト」を利用して過熱防止する
  • カメラ用ヒートシンク冷却ファンで熱を逃がす

以下の記事ではハインドサイトについて、詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
釣り師必見!ゴープロちゃんのHindSight(ハインドサイト)の使い方と設定方法


エンデューロバッテリー

GoProのエンデューロバッテリー

新型 Enduroバッテリーは標準のGoProバッテリーと比べ、幅広い温度範囲でカメラ性能を向上させます。

進化した 1,720mAhリチウムイオンバッテリーは、適切な温度でも優れた性能を発揮し、長時間の動画撮影が可能です。

Enduroバッテリーを使用することで GoProは、寒い場所や暑い環境でも安定した撮影ができるようになりました。

Enduroバッテリーのおかげでアクティビティの幅が広がり、アウトドア愛好家やプロカメラマンにとても喜ばれています。

撮影体験を快適にしたいすべてのユーザーにとって、Enduroバッテリーは必需品といえます。

【GoPro公式】Enduro バッテリー HERO9/10/11 ブラック用
GoPro(ゴープロ)


GoPro製Enduroバッテリーの実力【検証】


車載撮影時の対策

車載撮影では、直射日光による熱暴走リスクが高まります。車載撮影時の効果的な対策については以下を参考にしてください。

  • 直射日光を避け、遮光する場所にカメラを設置する
  • エアコンでカメラ周辺の温度を下げる
  • モバイルバッテリー利用で発熱を抑えるため、カメラ本体のバッテリーを取り外す
すえきち

これらの対策により、寒冷地や様々なシーンでGoProを熱暴走させずに安心して使用できます。

シーンに応じた対策を選んで、快適な撮影を楽しみましょう。

またGoProのファームウェアを最新に更新することも、熱暴走対策に役立ちます。

最新ファームウェアには効率的な電力管理や熱対策が含まれることがありますので、定期的な更新を忘れずに行うようにしましょう。

また長時間の撮影では、カメラの使用状況を定期的にチェックし、適切な休憩を取ることが重要です。

ゴープロちゃん

カメラ温度が高すぎる場合は、撮影を一時停止し、冷却時間を確保しましょう。

もし熱暴走が起こった場合は、無理にカメラを使い続けず、適切な対策を講じることが大切です。

過熱による機能不良や故障を防ぐため、GoProのメンテナンスを適宜行い、長期使用をサポートしましょう。

これらの対策を実践すれば、寒冷地や様々なアクティビティなシーンでGoProを熱暴走させず、快適に撮影を楽しむことができます。


GoProの熱暴走対策(冬場は1時間持続)

GoProの熱暴走までの稼働時間は、撮影条件や使用状況によって異なります。

冬場は1時間持続することが一般的ですが、以下の方法を活用することで、稼働時間を延ばすことができます。

モバイルバッテリーで給電する

モバイルバッテリーで充電中のHERO 10

カメラ本体のバッテリーを取り外し、モバイルバッテリーを接続して給電しながら使用することで、熱暴走までの稼働時間を延ばすことができます。これにより、長時間の撮影にも対応できます。

GoProにパススルードアを取り付け、バッテリーを外してモバイルバッテリーで充電することで、カバーを閉めたままの充電が可能です。

すえきち

ただしパススルードアは純正カバーと異なり、防水加工がされていません。なので雨天時には注意して使用してください。

悪天候の際は、隙間を埋めるために養生テープなど、粘着が弱いテープで簡易的な防水対策を行っておくと安心です。

熱暴走はバッテリーの熱が原因です

熱暴走は、バッテリーの熱が主な原因です。

バッテリーを外してモバイルバッテリーで充電することで、バッテリーの熱を外部に逃がすことができます。

そのため熱暴走する頻度をかなり抑えることができます。

あすか

バッテリーを外してモバイルバッテリーで充電することは、熱暴走対策にかなり有効な手段です。


モバイルバッテリーを使った撮影時間検証

GoPro10 長時間撮影の必須アイテム&モバイルバッテリーを使った撮影時間検証


風通しの良い環境とヒートシンク

カメラ用のヒートシンクを装着することで、熱を効果的に逃がし、熱暴走までの稼働時間を伸ばすことができます。

ただヒートシンクの能力を最大限に発揮するには風通しのいい環境が必要です。

風のない場所では、ヒートシンクの冷却効果は大幅に低下するので、冷却ファンなどを使用するとよいでしょう。



GoProが熱くなる場合の対処方法

GoProが熱くなる場合、適切な対策が重要です。

風通しの良い場所にカメラを設置し、熱が逃げやすくすることが基本的な対策です。

またバッテリーを外し、モバイルバッテリーでの充電に切り替えることも、熱暴走を防ぐ効果的な方法です。


GoPro公式が提案する熱暴走対策

上からみたヒートシンクを取り付けたHERO10
ヒートシンクを取り付けたHERO 10

GoPro公式では熱暴走対策として、いくつかの方法が提案されています。

まず、カメラのファームウェアを常に最新の状態に保つことで、熱暴走のリスクを低減できます。

また撮影時の設定を見直し、例えば解像度やフレームレートを下げることで、カメラの発熱を抑えることが可能です。

さらに GoPro用ヒートシンクや、冷却ファンを取り付けることで効果的にカメラの熱を逃がせます。

これらのアクセサリーは市販されており、取り付けも簡単なため、熱暴走が心配な場合にはぜひ検討してみましょう。

最後に、環境によってはカメラ本体を陰に置くことで直射日光から遮ることができ、GoProの熱暴走対策になります。

とくに夏場の屋外撮影時などに有効です。



Q:カメラが異常に熱くなる、頻繁にフリーズする

A:カメラが熱くなりフリーズする場合には、以下をお試しください。

1. LCDバックパックを装着している場合は、不要なときにはLCDを外す、またはLCDの画面をオフにしてください。

2. 充電しながらの撮影では、温度が上がりやすくなります。不要な場合は内蔵電池のみでご利用ください。

※フリーズが発生する際には、カメラ本体前面液晶やLCDバックパックに「温度計アイコン」が表示される場合があります。

※GoProカメラは寒冷地での使用のためにバッテリーウォーマーを内蔵しております。このため、カメラ本体は発熱する仕様となっております。

上記をお試し頂いても改善されない場合には、製品本体の不具合が考えられます。国内正規品*をご利用のお客様は、以下お問い合わせフォームよりご連絡ください。

http://www.tajima-motor.com/gopro/contactform/index.html

並行輸入品をご利用のお客様はついては、ご利用のお客様は、お買い上げ店様にご相談ください。

*国内正規品には「タジマモーターコーポレーションGoPro事業部」発行の保証書が添付されています。

引用元:タジマコーポレーション


GoPro公式の推奨稼働時間

GoPro公式(タジマコーポレーション)によると、

熱暴走までの稼働時間は、撮影条件やアクセサリー使用状況によって変化します。

公式サイトやマニュアルで、おおよその稼働時間を確認することができます。

以上の方法を活用して、熱暴走までの稼働時間を延ばし、安心して撮影を楽しみましょう。


HERO10 Black のバッテリーを満充電した際の使用可能時間

ビデオモード時間(分)HyperSmooth標準時間(分)HyperSmooth高
5.3K / 60fps48
5.3K / 30fps74
5K(4:3) / 30fps64
4K / 120fps40
4K / 60fps7260
4K / 30fps76
4K(4:3) / 60fps51
2.7K / 240fps44
2.7K / 120fps60
2.7K / 60fps7573
2.7K(4:3)  /120fps59
2.7K(4:3) / 60fps75
1080p / 240fps48
1080p / 120fps64
1080p / 60fps9083
1080p / 30fps128
↑引用元:GoPro公式(タジマコーポレーション

HERO9 Black のバッテリーを満充電した際の使用可能時間

画質撮影可能時間
5K/30fps約 90 分
4K/30fps(4:3)約 110 分
4K/60fps約 70 分
4K/30fps約 110 分
2.7K/120fps約 80 分
2.7K/60fps(4:3)約 90 分
2.7K/60fps約 90 分
1080p/240fps約 80 分
1080p/120fps約 100 分
1080p/60fps約 110 分
↑引用元:GoPro公式(タジマコーポレーション)


まとめ

本記事では、GoProアクションカメラに特化した熱暴走対策について説明しました。

長時間の撮影をすると、カメラが熱暴走する可能性があります。

この問題を解決するためには、カメラ本体のバッテリーを取り外し、モバイルバッテリーを使って給電することが非常に効果的なやり方です。

この方法を行うことで、カメラが熱暴走するまでの撮影時間を伸ばすことができます。

また風通しの良い環境・GoPro用ヒートシンク冷却ファンを併用することで、かなり有効的な熱対策が行えます。

すえきち

今回紹介したいずれかの方法のうち、一つでもあなたの参考になれば幸いです。



GoPro史上最高といわれるHERO11を
今すぐお得にゲットしよう!

1年間のサブスクリプション保証(以下の特典付き)

               ❶ GoProアクセサリーが最大50%オフ
               ➋ QUIKが使いたい放題
               ➌ 交換保証(一部有料)
               ➍ 容量無制限のクラウドバックアップ
               ➎ 充電するだけでクラウド上へ自動アップロード

GoPro史上最高といわれるHERO11を
今すぐお得にゲットする!

1年間のサブスクリプション保証
(以下の特典付き)

❶ GoProアクセサリーが最大50%オフ
➋ QUIKが使いたい放題
➌ 交換保証(一部有料)
➍ 容量無制限のクラウドバックアップ
➎ 充電するだけでクラウド上へ自動アップロード

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

すえきち
兼業ブロガー
育児で奮闘中の妻に楽をさせたいという思いから、週末は妻を自宅に残し、子ども達とお出かけして今しかない思い出を記録として残すために「GoPro動画」をインスタで発信中。
まだまだ初心者ブロガーではありますが、どうぞよろしくお願い致します。
2023年4月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

コメント

コメントする

目次